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●質問
今、一点、ちょっと思った事だけ、質問させて下さい。
送って頂いた中で、室内撮影設計図についてなのですが、
バックライトの位置がこの絵ですと、被写体からやや離れた
押さえの位置と同じくらいで、結構被写体から離れている
感じがします。
バックライトは実際、結構離れた所から背景を狙うものなのでしょうか?
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●回答
吉川さん、こんばんは。
とりあえずご質問にお答えします。
バックライトはバックの光量を上げるためと、背景にニュアンスをつけるというふたつの役割を担っています。
なので望む状況によって、その位置は相当な幅があることになります。
写真館などのスタジオに於ける方法として一般的なのは、被写体後方の左右フレーム外か、死角の足元に置いて煽り気味に背景に当てるやり方です。背 景紙と被写体との距離が必要になりますが、漏れ切りの必要もなく、楽な方法といえます。
つまり吉川さんのお持ちの背景紙では、無理です。
そして広告業界でよくやる方法が、図のように背景のニュアンスだけを考えて、位置を決めるやり方です。
しかし、正確な漏れ切りが必要となります。
この方が今の吉川さん向きだと提案しているわけです。
それから、図には描いてませんが、図のように正面に回した感じのキーだと、背景への漏れも、切ることも含めた考慮が必要になります。まあ、概ね「漏れ活かし」ということになろうかと思いますが、、。ニュアンスですからね。
ではおやすみなさい。
-- のづてなおと
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