集合写真は大勢の人にこちらの要求で並んでもらうと言う事で、対人スキルが要求される。
実はここが難しい所。
●挨拶は肝要
その場で進行している事を中断させて、写真撮影に注意を向けてもらう為には、
まずカメラマンの挨拶の仕方が重要。気合を入れて挨拶をしよう。
自分の師匠は、まるで噺家のようにハイハイハイと手を叩きながら登場し、
たとえ宴会のただなかであっても場を掌握した。
●時間が勝負
写真を撮るために並ばせられる人は、その時間を実際以上に長く感じる。
撮影までの時間は急ぐ事。
また、撤収も素早く行い、写真の事はすぐに忘れてもらう事。
●命令しているという感じを与えない
並んでもらうと言う事は、つまりその人に言う事を聞いてもらうと言う事で
並ばされる立場にしてはあまりいい気分はしない。
協力してもらう為の一つの方法は、カメラマンは作業の手を休めずに話す事。
たとえば三脚をいじりながら等。
こうすると同情を買い、協力しようと言う気になってもらえる。
●協力者を探し、協力を仰ぐ
人が沢山集まると、偉い人や気難しい人等、色々な人がいる。
全員に気持ち良く並んで頂くためには、人当たり良く声掛けをしてくれる協力者を求める。
感じよくかつリーダーシップを取れる人を素早く探し、その人にも声をかけてもらうようお願いしよう。
彼は恐らく手伝ってくれる。
●表情が肝
集合写真の良し悪しは、注意すべき所は色々あれど、結局皆様の表情が大切。
馬鹿笑いこそ避けるが、フォーマルな中にもにこやかな表情を得るように努める。
その場の雰囲気作りに勤め、笑いの動きが有った次の瞬間(笑っている時そのものではない)
にシャッターを切ると良い。
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