商業写真の様々な観点からの分類と、キーポイント






商業写真講座

1. 商業写真の分類

  人物写真

A) 記念写真

ブライダル、還暦の祝い、成人式、七五三、会社の創立記念、等々(半定型)

 ※フォーマルであることを意識する必要がある。

B) 記録写真(証明等)

各種証明写真(定型)

※背景は青か白で無影と、法律で決まっている。

顔の確認が主目的なので、表情はなるべく出さない。

C) スナップ

スナップ(不定型)

 ※「生の感情」(喜怒哀楽)を「演出する」事が肝要。

  ブツ撮り

A) 説明写真

「説明文」に即した写真

マニュアルに載せる写真、メニューの写真等。

要求されている情報の提示が最重要。

 ※イメージ、雰囲気出しが不必要というわけではない。

B) イメージ写真

推し出したいイメージを、具現する写真

安定感、正確性、クール、などの抽象的な概念を視覚化する写真。

 ※要求されているコンセプトの把握が重要。

2. 商業写真の技術

  構図

A) 被写体の人数=被写体側

イ) 単独=固有の魅力を引き出すには

ロ) お二人=お二人の関係は?

ハ) 少人数=ご家族か?どういうご関係か?

ニ) 集合=何名様か?どういう集団か?

B) ポージング=被写体側

イ) 立たせるか?座らせるのか?

ロ) カメラ目線か?視線を外させるか?

ハ) 正面向きか?横向きか?

ニ) 体をひねるか?ひねらないか?

ホ) 重心はどうするか?

C) フレーミング=カメラ側

イ) 切り取り方

l  どの範囲までフレームに入れるか?

l  何がメインか?

l  メインをどこに置くか?

l  メイン以外に何が有るか?

l  視線の誘導をどうするか?

l  背景に主眼を置くべきは無いか?

ロ) アングル

l  俯瞰か?水平か?仰視か?

ハ) ポジション

l  どの高さにカメラを置くか?

  ライティング

A) コントラスト

イ) 明暗の差をどうするか

l  キーと抑えの光量のバランスを決める。

l  背景の光量を決める。

B) ストロボ

イ) キーを決める

l  右か左か?

l  レンブラントか?ループか?スプリットか?バタフライか?

ロ)  抑えを決める

l  光量

l  方向

ハ)  背景

l  ニュアンス

C) 自然光

  舞台装置

A) 背景

B) 小道具

  絵柄=エフェクト

A) ハイキーか?ロウキーか?

B) シャープか?ソフトか?

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