写真における、その絵の力について

力のある写真を撮る為のヒント。

●時間が生む力
 見た時にすぐ撮る写真と、その場に1時間いて撮る写真には違いがある。
 野外だと光が変わってゆくという事もあるし、有るものの状態も微妙に変わってゆく。
 撮影者自身の精神状態も変わる。
 
 もしまだやった事が無ければ、写真を撮るためにその場に1時間留まってみる事をお勧めする。
 そして、最初に撮った写真と最後に撮った写真を並べて比べてみる。これを繰り返す。
 差は微妙でも、撮った本人には分かるはずだ。

 
●削る事が生む力
 写真は引き算と言われるが、これはそういう話ではない。演出の話。
 見せる工夫を削ってゆく。
 そうすると、力のある写真になる。

●テーマを考える
 ここで述べるテーマとは、写真の内容的な事、テクニック的な事両方の意味で。
 たとえば、内容的にはにおいがテーマとか、二人で笑っているがテーマとか、
 テクニック的にはアングル、撮り方としてはノーファインダー等。
 撮られた写真がちゃんとテーマを物語っているかどうか、後で調べる事。

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