集合写真を撮るなら その5 より大規模な集合写真

 今までの記事の内容、(集合写真を撮るなら その1~その4)は小規模の、平らな所に立ったセッティング、人の並び方は同じ高さ、人数は概ね結婚式での家族や親族程度の規模の集合写真を想定している。
 このエントリーではさらに大きな規模、人の並び方は3列以上のひな壇形式での撮影について補足する。

●並び方について
 集合写真で全員の顔を重なりなく並んで貰うのは大変。
 撮影場所に階段や舞台の段差が有れば、それを利用すると良い。
 どのような並び方にするかは撮影するメンバーや状況に応じて検討する。
 野球部の集合写真のような前の人に中腰になってもらう並び方は、古典的だが状況によっては今でも有効。

●ライティングについて
 前後の人の顔に十分高低差が付いていれば、そしてライトの高さは最低限最後列のアイレベルにあれは、前の人の頭の影は後ろの人の顔に落ちない。
 なので、2灯でのライティングの場合、ライトを左右に離す事が出来る。
 
 位置は平面を取る意識で、前後の位置はカメラと同一横線上、左右の位置は平面を撮る意識で90度に開く事が、むらなく光を回すのに最適(イラストを参照の事)
 自分の場合、少人数で有れば列の幅くらい、大人数ではそうはいかないが、やはりカメラを中心に3mは離していた。

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*ライトを左右に離すセッティングについては、下記のリンクのページも参照の事。
http://honomekashi.blogspot.jp/2013/09/blog-post.html

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