ボケの利用

1.後ろの人たちに注意
 人は写真を見る時には自分しか見ない。
 なので、人にプリントが配られる可能性がある場合、アウトフォーカス部分に人物を配さないように気をつける。
 写すならフォーカスエリアに入るようにする。

2.前ボケに注意
 人は裸眼で物を見る時に普通前ボケを意識しない。
 (視覚は、注目するところには自動的にピントを合わせ、その他は意識に上げないから)
 なので、特にサブジェクトの手前の物がボケていると不自然に感じられやすい。
 効果として意図的に前ボケを配するのでなければ、前ボケは避ける方が無難。

3.バストアップ
 35mm版カメラの場合、バストアップの撮影は背景のボケ具合を考えると105mmレンズが理想。

●私見
 これを教えて下さった野津手さんはかつてニコン使いでした。
 ニコンにはAiマイクロニッコール 105mmF2.8Sという素晴らしいレンズが有るのですが、彼もそれをお使いだったとの事で、バストアップ撮影時の焦点距離は105mmと言う話はそのレンズが念頭に有ったのではないかと思います。
  *ご本人から連絡が有りました。お使いだったレンズは105mmマイクロではなく100mmとの事です。

0 件のコメント:

コメントを投稿