写真屋は、暇を作って常に腕とセンスを磨いておくべき。
本番では、練習した事が自然に引き出される。
普段の練習時に、自分の引き出しを多く深くしておく。
写真を効率良く練習する為のいくつかの提案。
●テーマを決める
1.機材について。
たとえば、今日は135mmだけで撮ると決める。
その機材の可能性を体で覚える。
2.撮影する物について。
たとえば、今日はガラスを撮ると決める。
そして、ガラスというテーマで思いつく限りの写真を撮る。
●スナップの練習をする
スナップシューターは、その場で同時進行する現実から、写真を切り取る能力が求められる。
周りに常に気をつけ、確実にフレームに収めシャッターを切れるようにする。
公園に行って、ベンチに座り、カメラを脇に置いておく。
そしてハトが、飛んだ瞬間だけを綺麗に写真に収める練習をする。
子供など常に動く人物のスナップを練習するには、動物園が良い。
動物を良く見て、良い写真を撮ろうと集中して、良い時にシャッターを切る練習をするように。
ただの写真は撮れるが、良い写真はなかなか撮る事が出来ない。
動物を良く観察し、感覚を養う事。
●撮った写真は必ず見返す
撮影された写真は後で良く見直して、成功の要因や反省点を分析する事。
●絵画を見る
絵画鑑賞はもちろん、写真のセンスを養うのに役立つ。
その絵がなぜそのように見えるのか、ディテールもよく観察する事。
描き手の意図と工夫が表れているはずだから、テクニックを分析する。
具象画だけではなく、抽象画も見るべき。
サム フランシスはお勧め。
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