大勢の関係者を撮影する際の注意

たとえばパーティー等、写真を取るべき人が沢山出席している場でのスナップでは、
次の点に注意する。
・多くの人が写り、背景も分かるように
 誰が誰と、いつどこで何をしているというのが分かる事が大切。
 人の思い出の形成のされ方は大体、その場と他の人との関係による物だから。

・絞って撮る
 上記の理由と関連し、複数人数も、および背景にピントが来るように。
 高感度対応のデジタルカメラはこの点でも有利。

・枚数、バリエーションは多く
 とにかく機械的に、様々なバリエーションで、枚数を撮っておく。
 シャッターの絶対数が多いというのが、昔はプロの撮り方の特徴であり
 フィルムを沢山使える立場の特権でもあった。

・出来れば出席者のリストを予め貰っておく
 人数が多い場合は、誰がどれとはほとんど分からないが、リストがあれば
 雰囲気だけでも頭に入れておく事が出来る。
 撮影時にはもちろん、写っていない人がいないように、漏れがないように注意する。
 どうしても沢山写される人とそうでない人が出てくるが、セレクト時に皆が同じ枚数になるように調整する。
 特定の人に良い写真が沢山あったとしてもそうする。
 インタラスティングな写真を撮るという自己満足ではなく、写真を見るであろう全員から、
 あいつならと安心感を抱いてもらう事を考える事。
 (それが仕事を続けるうえで大切)

・状況が分かる写真を撮る
 たとえば食事の時など、皆が集まっている時がチャンス。
 どこで何をしていたのかが楽しく思い出されるように。

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