ストロボでバウンスが出来ない時の対処法

 天井や壁に濃い色が付いている所にストロボの光を反射させると、光がその色になってしまういわゆる色カブリが起こる。ストロボの色カブリを避けるには基本的に、次の方法を考えてみる。
 

・ストロボの光を直接当てる
 これは写真の入門書では避けるべき撮影法の代表みたいに書かれているし、実際バウンスとは
 雰囲気が異なるが、これはこれで奥深い。
 そのままでも、カメラや背景との距離、縦位置での構え方、シャッター速度との関係等等、
 仕上がりに関係する設定は色々有る。
 また、ストロボに付けるタイプのディフューザーはそれなりに効果的。
 さらに、オフシューコードやワイヤレストランスミッターを利用してストロボの位置を
 少し変える事が出来るなら、仕上がりの幅が広がる。

・光を反射させる場所を作る
 要は、光を反射させる場所に白い何かを置けば良い。
 何でも良いがカポック(発泡スチロールの板)を使うのが便利。
 一人で行う場合には、バウンスさせる場所に予めカポックを置いておくか貼っておく。
 パーマセルテープは、カポックを保持するのに十分な粘着力が有り、かつ張り付ける場所に
 跡が付きにくいので、何かと便利。



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