人物撮影の背景は暗めのシンプル

 野外で人物を撮影する時に人が見栄えのする背景は、明るさが相対的に暗く、シンプルなものだ。暗くシンプルなバックは大変使いやすい。
 
 自分の場合、野外でのロケーション撮影ではよく緑の植物を背景に利用していた。道沿いのちょっとした植えこみとか、壁を覆う植物とかも使えた。
 
 慣れないうちは、咄嗟にバックに相応しい所を見つけるのは簡単ではないかもしれない。なので、普段から、前景と背景と言う関係を意識して風景を見る癖を付けると良いと思う。
レンズを通して写る背景はアウトフォーカスになるので、細かい形では無く大まかな色とコントラストの塊として捉える事を意識してみるならば、案外色々な物や空間の組み合わせが良い背景になる事に気づくだろう。
 背景を現場でサッと見つけられる様にしておくと、撮影の際には何かと役に立つはずだ。
 
 

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