脚立は撮影に役立つ

 どんな撮影かにもよるけれど、脚立が有ると撮影に役立つ事がある。

●脚立は何に使えるか

何が便利かと言えば一義的には、脚立に乗れば高い位置から写真を撮れる事。
発表会での集合写真の撮影なら、高い舞台に合わせてカメラをセットするには脚立(と背の高い三脚)が必要という、本当にこれが必要という事も有るけれど、それとは別に、結婚式のスナップ撮影等では、ちょっと目線を変えて高い所から撮るというのにも使える。
 結婚式の場で椅子の上に立つというのは憚られるが、自前の脚立なら、パタンと畳んで持って行き必要な所で広げて、気兼ねなく、しかも靴のまま立つ事が出来る。

 ポーズ写真でも、花嫁さんの上からショット等、面白いショットを撮る時には、脚立が有るとかなり自由度が広がる。

 運動会なら、後方から人の頭越しに撮影する事も出来るようになる。

 あと、現場で立ちっぱなしに疲れたらちょっと休むのにも使える。
座る所が無い場所で椅子が出来るという便利さはもちろん、お客が見ている所で堂々と椅子に座って休むのはちょっと気が引けると言う時にも、脚立なら、座りながらも資料に目を落としたり、カメラの背面モニターをチェックしていたりすると、見た目は仕事という格好のまま足を休める事が出来る。

 
 他に、脚立2脚とカポックで即席のテーブルを作ったり、何かのちょっとした支えにしたり、現場の設営や撤収に踏み台として使ったりと、脚立は有れば撮影には何かと便利。

●撮影用脚立の選び方


 高さは通常、2段で良いと思う。一人で持ち歩くにはその位が手頃。

 形は、前後対称でどちらからでも上り下りが出来るタイプが使いやすいと思う。

 天板に立つなら天板の広い物がいい。

 結婚式中などで持ち回って使うのなら、畳んで持ち歩いたり乗ったりする時ガシャガシャと音のしない物がいい。鉄パイプと鉄板で出来た脚立は使用時の音が大きい。

 

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