他人の撮影時のスタイルが気になるなら

 メディアが発達している昨今、一般の人でも、写真家が写真を撮っている姿を見る機会があると思う。それこそ色々な人の色々な奇妙な撮り方、想像を超えた(物理的な)姿勢や格好を見る事もあるかもしれない。

 傍から見るとそれが異様に見えたとしても、それでも覚えておく必要が有るのは、まず第一に、一流の人は例え遊んでいるように撮ったとしてもその写真は普通では無いという事。読者も分かっていると思うが、凄い人というのはやはり凄い。

 それで、なぜ異様な撮り方になってしまうかという事なのだけど、これは撮影時には撮影にのっているからだと思う。撮影に入りこんでいると言い替えることもできる。

 人は、入り込んでいる状態の時には他の事に構っている余裕は無くなってしまう。
 画家ならカンバスのみならず、顔に体にも絵具を付けまくり、猛毒の絵の具を舐めながら壁にまでペイントしているかもしれない。ラジオのパーソナリティなら、なぜか服を脱ぎ捨てながら夢中でしゃべっているかもしれない。信じられないかもしれないが、実際にそういう人はいるのだ。
写真家だってそうだ。夢中で撮っていたら何故か全裸になっていた、という人が、本当にいる。

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